市況情報

現在、栃木、茨城、県内産、いわき産主力にイチゴ（とちおとめ・ふくはる香など）が出回っています。各産地とも1月下旬より2番果の出荷が始まり、2月上旬には栃木産がピークを迎えます。各産地とも前年より生育が遅く、ここのところのさらに気温の低下が続いていることから現在２割程度入荷が少ない状況です。低温の影響から出荷量は産地によりバラツキが出るでしょう。価格は前年にべ約１割程度高値で推移しております。果実でもっとも多くのビタミンＣを含んでいるビタミンCの宝庫「イチゴ」。美味しい春の味覚、またいわきの重点作物でもあるいわきのイチゴをぜひたくさんお召し上がりください。

 

●キシリトールで虫歯予防!

イチゴといえば、ビタミンCはよく知られていますが、実は虫歯予防に役立つキシリトールも含まれています。キシリトールは糖アルコールの一種。砂糖と比較するとカロリーが大幅に少ない天然甘味料として知られています。虫歯の原因となるミュータンス菌の増殖や働きを抑える効果があることから、虫歯予防に役立つとしてガムなどに配合されています。100gあたり350mgのキシリトールが含まれていて、野菜や果物の中でもトップクラスの含有量を誇ります。

 

●甘くておいしいイチゴの見分け方

ヘタの近くまで赤く、つぶつぶも赤くなっているもの。また先端が平らなイチゴはしっかりと熟していて、甘くておいしい証です。新鮮なイチゴを見分けるには、ヘタが反り返っていて、ツヤがあるものを選びましょう。