暮らし情報

生産者を訪ねました(vol.158)

無農薬・無化学肥料の野菜づくり
自然の循環を活かした農業
遠野町入遠野の静かな山間にある山さと農園は、佐藤耕士さんがご両親と一緒に、体にやさしい無農薬・無化学肥料の野菜の栽培や自然卵の養鶏などを行っています。堆肥は米ぬかをメインに鶏糞や籾がら、炭などを混ぜ合わせた自家製を使い、微生物が生息しやすい土作りを心がけています。鶏はストレスの少ない平飼いで、米ぬかや炭を自家配合したもの、また畑の雑草も無駄なく飼料に使っています。米や野菜を作り、それを堆肥や飼料として活用。自然の循環を活かして農作物や鶏を育てるのが、山さと農園の農法の特徴です。畑は約7反歩。今栽培しているのは、プチベールや大根、ネギ、芽キャベツなどです。最も収穫期を迎えているにんじんは、甘みがあり、味も濃厚。10月の下旬から春頃まで収穫しています。また自家栽培の大根を使った、自家製切り干し大根も評判です。佐藤さんの野菜や卵は、そのふぁに出荷している他、毎週日曜日の10時〜レンガ通りハナカ前で『百姓の市』を開催中です。遠方の方には、ネットでも販売しています。またWWOOF(ウーフ)の受け入れも行っています。
山さと農園 佐藤耕士さん

いわき市遠野町入遠野字天王73-1
情報提供/園部ファーム&ライフ
農産物直売所 そのふぁ
いわき市勿来町窪田片岸8-1
0246-88-7077
9:30~17:00
 ランチ/11:30~14:00
 ※お茶・コーヒーは営業終了までOK
日曜日定休