市況情報

いわき市場では千葉県（銚子）、茨城県（大津）の入荷が主体となっています。先月までは日本海側の鳥取県や石川県を中心に出荷されました。 水揚げ量は例年通りで、1日あたり300キロ〜500キロほどあり、価格に大きな変動はありませんが、サイズは例年に比べ小さく小型化が進んでいます。 イワシには「真いわし」「ウルメイワシ」「カタクチイワシ」の3種類が代表的で旬も違います。今回はこれから旬の時期をむかえる「真いわし」について説明します。

 

《真イワシの旬》

真いわしは日本の近海に生息する小型の青魚で、春から初夏（4月から6月頃）にかけて旬の時期とされています。6月の入梅の時期にもっとも脂がのることから「入梅イワシ」とも呼ばれています。

《調理方法》

真いわしは、脂がのっているため、「煮物」や「焼き物」、「唐揚げ」など様々な料理に使われますので、お好みの料理で楽しんでみてください。 おすすめはシンプルな「塩焼き」です。真いわしに塩をまぶして直火で焼き、骨まで食べられるのでお勧めです。 鮮度が良ければ「刺身」でもいただけます。

《しらすって？》

主にカタクチイワシの稚魚が原料で、お隣の茨城県では生しらすが有名です。