市況情報

現在、栃木県産、福島県内産主力に、いわき市、茨城県から、ももいちご（とちおとめ・ふくはる香など）が潤沢に出回っています。各産地とも1月下旬より2番果の出荷が始まり、2月上旬には栃木産がピークを迎えます。低温が続いていることから、これからの出荷量は産地によりバラツキが出る見込みです。下旬からは3番果の出荷が始まる予定。総体では現在のところ、入荷量は前年より2割程度減少。価格は前年に比べ約３割度高値で推移しております。果実でもっとも多くのビタミンＣを含んでいる、ビタミンＣの宝庫「いちご」。美味しい春の味覚、またいわきの重点作物でもあるいわきのいちごを、ぜひたくさんお召し上がりください。

 

【いちごの栄養を上手に摂取】

•いちごには水溶性の栄養素であるビタミンCやアントシアニン、ペクチンなどが豊富に含まれているので、ヘタをとった後に水洗いしたり、長時間水につけておくと水溶性の栄養素が流れ出てしまうので気を付けましょう。食べる直前に、ヘタをつけた状態でサッと洗うのがベストです。

•いちごに含まれるビタミンCはコラーゲンの生成を促す働きがあり、肌を作るもとになるたんぱく質と一緒に摂取することで、より美肌効果が期待できます。たんぱく質が含まれているヨーグルトや牛乳と組み合わせて、摂取するのがおすすめです。