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特集 和菓子

菓匠 梅月
昔ながらの変わらない製法
看板の田舎風かしわ餅
明治24年創業の老舗和菓子店、菓匠梅月は、かしわ餅で知られる評判のお店。五代目になる片寄高弘さんは、製菓学校や和洋菓子店での修行を経て、梅月の伝統の味を受け継ぎ5年になります。
看板のかしわ餅は、三代目が出会った手作りの田舎風のかしわ餅を再現したのが始まりでした。時代が変わった今でも、素材を吟味し、皮は手でこねて、一つひとつ餡を包んでいく、昔ながらの製法を守り続けています。歯切れが良く、もちもちとした食感とよもぎの風味が生きた皮。皮とのバランスを考えて炊き上げた、絶妙な甘さの餡がたっぷり。季節や時代に合わせたより良い素材選びや、配合を微妙に変えるなど、いつも変わらないおいしさを追求しています。その時々の売れ行きを見ながら、作りたてを楽しませてくれるのも魅力です。
春は桜餅、夏はあんみつ、林檎が美味しい時期にはアップルパイなど、季節を感じるお菓子も四季折々に登場します。長年愛されている波立や殿上に加え、ふんわりの生地と和三盆のやさしい甘さの、おでしの生どうなつも好評です。
DATA
福島県いわき市久之浜町久之浜字南畑田6
TEL 0246-82-2020
●7:30~14:00
●火曜日定休
MENU
●かしわ餅(5ヶ)…650円
●かしわ餅(10ヶ)…1300円
●波立…120円
●おでしの生どうなつ…130円