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フランスでは一般的な家庭料理として知られているフルーツグラタン。旬の苺をたっぷり入れて楽しみましょう。手作りのカスタードクリームとメレンゲを合わせて、オーブンでこんがり焼き上げた、ふわふわの口溶け。濃厚なカスタードクリームと、甘酸っぱいイチゴの絶妙なハーモニーは、心躍るおいしさです。焼き上がったら、出来立てあつあつを召し上がれ。おもてなしのデザートにもぜひどうぞ。
材料
【カスタード&生地】
・卵(※卵白と卵黄を分けて使う)…3個
・砂糖(※50gと30gに分 けて使う)…80g
・牛乳…250cc
・小麦粉…20g

【ホイップクリーム】
・生クリーム…100cc
・砂糖…15g

【具材】
・イチゴ…1パック
作り方

  1. 鍋で牛乳を温める(沸騰させない)。

  2. 卵は卵白と卵黄に分けて、ボウルに入れる。

  3. 2の卵黄に砂糖50gを加えて、全体が白っぽくなるまで混ぜる。

  4. 3に小麦粉を入れ、軽く混ぜ、1の牛乳を少しずつ加えながら、混ぜ合わせる(温めた牛乳をいっぺんに入れると、卵黄が固まってしまうので少しずつ混ぜましょう。)。

  5. 4を鍋に移し、弱火で焦げつかないように混ぜながら炊き、コシが切れたようになめらかになったら、こす。

  6. 5をボウルに移し、ラップをして粗熱をとる(カスタードクリームは、空気に触れると乾燥するので、粗熱をとるときは、ぴったりと表面をラップで覆いましょう。)。

  7. 2の卵白に砂糖30gを加え、ハンドミキサーで角が立つまで泡立て、メレンゲを作る。

  8. 6に7を3回に分けて加え、メレンゲの気泡をつぶさないように、切るように混ぜ合わせる。

  9. イチゴはヘタをとって半分に切り、耐熱皿に並べる。

  10. 生クリームに砂糖を加え、泡立てておく。

  11. 9に8を流し入れて、180℃のオーブンで15分、表面に焼き色が付くまで焼く。つまようじを刺して、生地がつかなければOK。

  12. 11に10の生クリームを飾って完成。

レシピ提供
マルベリィ 株式会社

北尾 博水

2001年、平童子町にフランス料理Kitaoをオープン。2012年平堂根町に移転し、本格料理がカジュアルに楽しめるレストランKitaoのオーナーシェフとして活躍。地産地消や食育などの活動を行う。2018年12月より、今まで培った経験を活かし、レストラン監修などを手がける。素材のおいしさを引き出す、フレンチ出身の北尾シェフならではのレシピをご紹介します。