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野菜と果物の話&市況情報

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現在、佐賀県産主力にいわき産も順調に出回り始めました。本年の佐賀産は天候不順の影響から作柄不良となっており、前年に比べ約4割減の入荷量となっています。価格については、前年に比べ約3倍となって推移しています。今後入荷量はもう少し回復してくるでしょう。さて、新玉ねぎは台所になくてはならない食材の一つ。そのままスライスして食べると絶品で、サラダなど生でよし、また炒めてもよし、煮ても揚げてもよしと、幅広い料理に活用できます。料理の素材ばかりでなく、肉や野菜の臭み抜きや下味付けにも良く使われます。ぜひ今が旬の「新玉ねぎ」をたくさんお召し上がりください。

新玉ねぎは、ずっしりと重みがあり、皮に傷がなく乾燥しているもの、首の部分がきゅっと引き締まっているものを選ぶのがポイント。柔らかいものや軽いものは中が傷んでいる場合があるので避けましょう。また、水分が多いため傷みやすく、購入後はネットなどに入れて風通しのいい場所に保管し、なるべく早く食べきるのがおすすめです。

新玉ねぎに含まれる硫化アリルは水溶性なので、水にさらすと栄養成分が流れ出てしまいます。辛みが気になる場合は、スライスした新玉ねぎをしばらくおいて空気にさらすと、辛み成分が飛び食べやすくなります。またスープや煮込み料理にした場合、スープも一緒にいただくことで栄養素を無駄なく摂取できます。豚肉やレバー、うなぎ、玄米など、ビタミンB1を含む食材と一緒に摂取すると、疲労回復に役立つと言われています。
情報提供
いわき中央卸売市場 株式会社 平果




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