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※2007年6月号掲載
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■ビタミンAがたっぷり!健康と美容の強い味方
現在では一年中販売されているニンジンですが、秋から冬が旬になります。しかし、これから収穫される夏のニンジンには、カロテン(カロチン)が多く含まれています。
カロテンは英語名の「キャロット」に由来すると言われ、ニンジンの赤い色はこの色素によるものです。カロテンは体内に入ると小腸や肝臓などで分解され、その時に体が必要とする分だけビタミンAになります。ビタミンAは体に大切な様々な働きがありますが、特に目には大切な栄養素です。不足すると目がショボショボしたり暗闇で見えにくくなったりすることもあります。また、皮膚や粘膜を健康に保つためにも欠かせない栄養素の一つです。
ビタミンAは、油と一緒に摂ると吸収率がアップするので、炒め物にしたりドレッシングをかけてサラダとしてたくさん食べましょう!
人参のバターケーキ
家庭に欠かせない常備野菜にんじん
■ニンジンは、西アジアのアフガニスタン北部が原産で、セリ科ニンジン属の野菜です。東洋系品種と西洋系品種に大別され、ともに古くから薬や食用として栽培されてきました。
日本には、江戸時代初期に東洋系品種が中国から伝わり、江戸時代後期には、オランダなどで改良された西洋系品種が伝わってきました。明治時代以降にはさらに多くの西洋系品種が伝わり、広く普及するようになりました。
■現在、いわき地方も含めて県内で多く栽培されているのは、「五寸ニンジン」と呼ばれる長さ15cm位の西洋系品種です。一方、東洋系品種で栽培されているのは、「京ニンジン」とも呼ばれ、お正月の煮しめなどで使われる真紅の「金時ニンジン」だけとなっています。
生産情報
平下平窪 高田さん
■苦労を工夫に変え、良いものをつくる
高田さんがニンジンの栽培を始めたのは20年前。より栽培に力を入れ工夫を凝らし始めたのは今から5、6年前と言います。まず収穫の時期が途切れないように春と秋に種を蒔いて無駄のない栽培を行いました。「ニンジンは連作すればするほど色が良くなるんですよ」と高田さん。しかしその反面、たい肥の入れ換えにかかる負担が大きくなり、更には蓄えてあるたい肥の臭いで周りの住民の方に迷惑がかかってしまうという問題がありました。しかし高田さんは過去の体験から麦を使うというヒントを得ていたことで、大量のたい肥を使用せずともニンジンを栽培することに成功しました。「色々チャレンジはしますが、良いものをつくるためには最小限の農薬や化学肥料を使うのも止むを得ない場合があります。重要なのは病気にならないように予防や対策、適切な工夫をすることですね」と話してくれました。
情報提供
■福島県いわき農林事務所
http://www.pref.fukushima.jp/norin-iwaki/
■いわき市平字梅本15番地(合同庁舎3F) TEL.0246-24-6197
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