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大根のお話し ※2007年3月号掲載

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■消化を助ける冬野菜
 ダイコンの根の部分は、ビタミンC、鉄分、食物繊維などが豊富に含まれます。デンプンの消化酵素であるアミラーゼが含まれるため、デンプン食品の消化を助ける働きがあります。一方、葉の部分は、ビタミンC、ビタミンB1、カロチンなどの栄養素が豊富に含まれる緑黄色野菜です。味噌汁の具や炒め物などで残さず食べきりましょう!

大根くず(ういろう風)

冬の食卓に欠かせない大根
■土の中で栄養をじっくり蓄えて育つ、根菜野菜が美味しい季節です。その中でもダイコンは古くから栽培が始まり、私達の食生活で最も親しみのある野菜のひとつです。暖冬とはいえ寒さがこたえるこの季節、暖かいおでん、煮物、お味噌汁などで、最も甘みが乗るこの時期のダイコンを味わってみてはいかがでしょうか?
 私達が食べている部分は、根の主軸が肥大したものですが、発生学的には全てが根ではないようです。栽培されている時に地上に現れている部分がおおよそ胚軸で、地下部が根に相当します。根と一緒に太るので、境目は解りにくいのですが、胚軸からは側根(そっこん)が出ていません。 ※胚軸---種子植物の胚で、子葉に続く軸の部分。茎になるところです。
■ダイコン栽培の歴史は「古事記」にも記載されているほど古く、中国から渡来し、全国各地に伝わったと言われます。そして、その土地の風土にあった品種が育成されました。現在流通しているダイコンの9割以上は「青首ダイコン」と言われますが、「三浦・桜島・練馬・守口・聖護院」など、その地名にちなんだ地域的な品種が数多く見られます。
生産情報 渡辺文隆さん
■こだわりの農業を
 エコファーマーの認定を受けている渡辺さんが現在栽培しているのは春大根の「富美勢」。本格出荷は2月下旬の予定です。「除草剤を使わず、肥料は有機質を使って」のハウス栽培です。出荷先は市内の直売所や契約栽培しているスーパーなど。生産者の名前を野菜に表示して販売しています。自分の名前を見て買ってくれる消費者がいるので張り合いがあると言います。
■粘着シートなどでハウスの防虫
 渡辺さんはほとんど農薬を使わない農業をしています。450坪もある広いハウスには、防虫のために粘着シートが吊るされています。減農薬農業に取り組んだきっかけは「有吉佐和子さんの小説『複合汚染』を読んでから」と渡辺さん。もう30年以上になります。
情報提供
■福島県いわき農林事務所  http://www.pref.fukushima.jp/norin-iwaki/
■いわき市平字梅本15番地(合同庁舎3F) TEL.0246-24-6197



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